房総半島3/4周 〜思い出の九十九里浜〜 (2014年9月16、17日)

毎年恒例夏休み旅行、いつもなら基本何らかの史跡探訪をベースにコース取りをするところです。今年は源頼朝の源頼朝の旗揚げコースを辿ってみたところなので、よしそれなら頼朝を見習って、船で安房(千葉県南部)まで渡ってみようじゃないの!ということで、房総半島3/4周ドラインビング作戦が実施されることになりました。


いざ房総へ

頼朝が船出したといわれる伊豆の真鶴岬からはだいぶ離れてしまいますが、アタシは三浦半島久里浜港から、以前に乗ったことのある久里浜フェリーにて出港です。


海風が気持ちイイです

東京湾は波が立っていなくて本当おだやかですね。なるほどこれなら、北条氏がうかうか油断していると、すぐさま里見一族が船に乗って攻めて来たというのも納得ですね。


ついに上陸!

のんびり凪海をゆられて40分ほどで金谷港到着です。



金谷港からは↑のように、まずは南下して房総最南端の野島崎へ行き、それから北上して鴨川シーワールドでシャチさんと遊び、九十九里浜を疾走して犬吠埼を目指しました。


紅白灯台

金谷港から15分ばかり南下したあたへんの漁港です。
波おだやかな海の向こうに大きな岩があるのが素敵です。


ひょっこりひょうたん岬?

さっきの紅白灯台からもう少し下ったところにある、館山市のあたへんです。
ここいらの海では、せり出た緑の半島が沢山見えます。このような天然の漁港地形だけあって、道沿いには干物やさんや磯料理屋さんがいっぱいでした。


東京湾は青いです

青い海の写真を撮るというのは、何気にアタシにとっての鬼門でした。アタシがいつも写真を撮ってる日本海と違って波がおだやかで、黒潮の色が綺麗だからなのでしょう。アタシの中での日本海というと寒荒いイメージなのですが、東京湾に対しては、青あったかい海というイメージが焼きつきましたね。


これなんてハワイ?

房総半島最南端、野島崎の直前です。海は青いし浜にはアローハな木が生えてるし、遠くにはうっすらと島まで見えちゃっておりまよ。


いやココ絶対日本じゃねーだろw

金谷港から2時間ほどで、房総半島最南端・野島崎に到着です。


最果ての灯台

輝く太陽、白くたなびく入道雲、あったくも湿り気の無い風に青い海。


広がるリゾート地

なんかもう定年退職したらこのへんに家建てて、朝から晩まで魚釣りでもして過ごしたくなりますね。


おさかないっぱい

ここいらの青い天然良好地形な海では美味しい魚がたくさん取れるらしく、地魚料理屋さんがワラワラありました。
で、そん中から適当に当たりを付けて入ったお店で食べた刺身定食がこれなのですが、うーん微妙…
まあイナダとアジはアタシの目の前で一匹モノを捌いておろしてくれたモノで実際美味しかったけれど、「これココで釣れたマグロなんですよ〜」って出された赤身、おいおいおっちゃん、それさっき台湾産メバチマグロってパックに入ってるの出してるとこ見たっつのな(^^; こんな刺身定食に1500円も払ったことにすげーガッカリでした(T T)


まだまだ南国

刺身定食に悲しい思いをしながらも、野島崎から鴨川に向かう途中です。でもこの後の本日メインイベントがもうすぐだと思えばテンション上がって来ましたし、それに何よりどこもかしこもこの南国海岸ですからね。こういう景色を見ているうちに、さっきの食堂のおっちゃんのことも何か笑って許そうって気になりました。

そうして1時間ばかし走ったところで、いよいよ鴨川シーワールドに到着です。

鴨川シーワールドのレポートについては、興味がありましたら、こちらをお読みください。

ついつい鴨川シーワールドに長居してしまいました(^^; 次の目的地は九十九里浜です。


あ〜あ〜♪ く・じゅ・う・く・り・はま〜♪

当初の予定では、太陽燦燦3時頃には、思い出の九十九里浜に到着予定だったのですが、予定を2時間ばかしオーバーし、もう太陽が沈みかけておりました。


いや何の思い出も無いのですが(爆)

でもこの紫色の砂浜を見ていると、むしろ到着したのが夕方で良かったように思えますね。何の思い出も無いってか初めて来た九十九里浜だというのに、忘れていた何かを思い出すようでした。


七輪で焼くと美味しいっ☆

さて九十九里浜あたへんは、イワシと干物が名物とのことなので、これまた適当にイワシ&干物料理屋に入ってみました。自分で七輪を炊くというのがなかなかオツで、美味し楽しくアジとイワシを堪能できました☆ 干物はもちろん、つみれ汁がとっても美味しかったです☆


よく日もっかい来た昼間の九十九里浜

それにしても九十九里浜、マジで九十九里でした☆いやはや何処まで行っても浜浜浜の砂砂砂っ! この砂具合は鳥取砂丘にも全く引けをとることはありませんでしたね。
とにかくアタシは、長い長い長〜〜〜い砂浜な海岸線を見たくてこの九十九里浜に来てみたのですが、全くもってその通り期待通りな景色が見れて本当に良かったですよ(^^)


そうしてこの日の宿泊地・銚子についたときはすっかり夜になっておりました。
そもそもアタシがなぜ銚子に宿を取ったのかといえば、美味しい銚子港のお魚を食べるためだったのです。…が、晩御飯はもう九十九里浜で済ませてしまっています。だったらいったい何しに銚子に来たのやら…せっかくだからそのへん適当に散歩して何か面白いモン探してみるかと思いきや、この銚子という町、ほんとなんもねえ(><)
しょうがないからチョロっとパチスロやって本読んで寝ることにしました。てか銚子のパチスロ屋!なんでラージャン引いて400枚しか出ないんじゃー!!!!

ってことで何も無かった銚子の一夜が明けた朝一の6時半、犬吠埼に向けて出発することにしました。てか当初の予定では、犬吠埼は昨日のうちに行く予定だったんですけどね(^^;


何処かで見たような?

銚子からほんの15分ほど走ったところで見えたのがこの景色です。
「おお〜この灯台なロケーション、絶対どこかで見たことあるぞ!」
と思ったのはきっとアタシだけではないでしょうw
犬吠埼といえばこの灯台っしょ。あ〜写真と同じ風景だ〜って写真を撮ることができて大満足でした(笑)


これにて任務完了☆

犬吠埼のあの灯台の向こう側を5分ばかし走ると、こんな景色が広がっております。これがあの灯台の裏側です。
犬吠埼は▲地形の先端でして、あの灯台の北側が鹿島灘、南側が九十九里浜という境目なのですよ。アタシはその犬吠埼に辿りついたので、これでついに房総半島太平洋岸制覇を成し遂げたということになりました(><)
いやーどうでもイイっちゃどうでもイイことなのですが、房総半島のあの先っちょから茨城との国境である犬吠埼まで走りぬいたんだなと思うと、なんかこみ上げてくるものがありましたね(T T)
優しい凪海のフェリー旅に始まり、岩と島が見える青い海、それなんて南国なトロピカルビーチ、カッコかわいいシャチさん、思い出の九十九里浜に最果ての灯台…千葉の海一つを走りぬけただけで、それはもう7つの海を制覇したような充実感でした。


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