関ヶ原・松尾山 〜ど・ち・ら・に・し・よ・う・か・な?〜(2010/4/24)



今のところ西軍優勢・・・殿はどちらの味方に!?

1600年9月15日に起こった天下分け目の決戦・関ヶ原の戦い・・・
合戦から2時間ほどが経過した時点では、宇喜多秀家と石田三成の善戦により、西軍やや優勢に推移しておりました。その様子を松尾山の山頂から見ていた小早川秀秋は多いに悩みます。その気持ちをアタシ流に代弁するとたぶんこんな感じでしょう。

秀秋:
「とりあえず西軍としてこの戦いに参加してみたものの、やっぱ三成の野郎ムカつくから思わず家康殿に対して東軍に寝返る約束なんかしちゃったけど・・・このままじゃ三成勝ちそうじゃん。
もしココで東軍方に行ったのに西軍が勝つなんてことになったら一大事だし、かと言って裏切るの止めて西軍方として戦ったのに東軍が勝つことになったなんて言っても大変だし・・・一体どうすりゃイイんだー!!!!」

そのとき小早川秀秋の瞳に映っていた関ヶ原の景色とは? その想いを実地に体感してみるべく、松尾山まで遠征して来ました☆
名神高速道路・関ヶ原インターを降りて、狭い道をヒョロヒョロ10分ばかし走った所にある松尾山は標高300mばかしの小さな山です。木々に覆われて木漏れ日の差す新緑清清しい山道を30分ばかし歩いて山頂に着いたのですが、小学校の遠足なんかに調度良さそうなハイキングコースでした。


所々に小早川の旗がw

さてさて辿り着いた山頂から下界を見下ろしてみると・・・なんと!本当に関ヶ原全体を一望出来る最高のロケーションじゃないですか☆ 観光用に置いてあった冒頭写真の陣立て図の写真と見比べてみると、石田三成が陣取った場所、宇喜多秀家が何処まで前進して行ったのかまで一発で分かり、そのときの状況が目に浮かんでくるようです(><)


なるほどこりゃ確かに悩むわ。

こうして見ると、山側に陣取っている西軍が明らかに有利だし、今自分が山を駆け下りて東軍の側面を突けば一発で勝負が着きそうだもんな。
でもそんな状況を、当時日本一の野戦司令官であったであろう東軍総大将の徳川家康が許そうはずがありません。小早川秀秋の心の揺らぎを察した家康は、なんと!小早川秀秋の陣に鉄砲をブチ込むなんて破天荒なことをやっちまったのさ!


ちゅどーん!

小早川秀秋:
「ひええええ家康殿やっぱおっかねえwwwwもし西軍なんかに味方したらオレぜってー殺されちまうぜ(><) 全軍・・・西軍に向けて突撃ーーーー!!!!」

こうして秀秋は前線を突き進む宇喜多秀家の陣に真横から襲い掛かり、西軍は一挙総崩れ。関ヶ原の戦いは東軍の大勝利に終わったのでありました。


ちょっと一息

ってことで小早川秀秋の見た関ヶ原、十分堪能できました☆
普通にピクニック感覚で登れる登山道に、山頂の最高のロケーション。戦国マニアならずとも楽しめるかと思います☆ 実際、山頂の東屋に置いてあった一言ノートを読んでみても、歴史マニアって訳じゃないフツーの人っぽいコメントもいっぱいありましたしね。一言ノートにはもちろんアタシもコメント残して来ましたよ☆ 何を書いたかは内緒ですけどねw


魂の叫びをブツけようw


松尾山 名神高速道路・関ヶ原インターより10分。

※2019.12.7 関ケ原に行って来ました☆


◆◇◆ お便り感想♪お待ちしております(^^) ◆◇◆


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