現在福島県庁が建っているその場所には、かつてあの本庄繁長が居座っていたことがありました。
福島県庁は…
豊臣秀吉の天下統一によって会津に国替えとなった上杉景勝は、伊達政宗領との国境にあるこの福島城に、本庄繁長を配置したのです。
福島城だったのです
いちおう平和な世が訪れたこととは言え、やはり伊達政宗は油断のならない男です。そんな重要ポイントを任された繁長は、景勝からその武力を多いに期待されていたのでしょう。
ザ・土塁w
やがて秀吉が没して関が原の戦いが勃発すると、景勝の恐れていた事態が起こります。このドサクサに紛れて領土を拡大しようと、伊達政宗が会津に侵攻して来たのです。
土塁と桜のコラボレーション
でもそこは流石の上杉軍団最強武将・本庄繁長のこと。伊達政宗の軍勢を軽く蹴散らし、景勝の期待に見事応えてくれました。
よくある城跡公園
一方、負けた方の政宗。ドサクサ紛れでちゃっかりな行動で、あげく負けちゃったテヘペロってのも、なんか政宗らしいなって感じで憎めません。
季節も良かった☆
この福島城で起こった松川合戦は、両者の特徴が実に良く出ているではありませんか。
大好きな二英雄の面影を感じられて、そのうえこんなに綺麗な桜も見れて、それはそれは楽しい楽しい県庁訪問でした☆
福島城
福島県庁 JR福島駅から5分くらい
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