南魚沼市 田舎料理鹿小屋 〜大稲原のコシヒカリ〜 (2014.8.30)

ちょっと前から行こう行こうと思っていた魚沼地方。美味しい美味しいコシヒカリを食べたい食べたいと思っていたら、気がつきゃもう8月も終わりじゃないですか(^^; うかうかしてたらもう稲刈り始まってしまいますよ(><)
だったら新米が出てくる10月頃に改めて行けばイイか〜とも思ったのですが、そんなことしてたら結局またうかうかしてて気がつきゃ以下略になってしまうような気もします(^^; ってことでこれはもう発想を変えるしかありません。
そうだ!今出てる魚沼産コシヒカリ、それはそれで味わって、新米が出たら改めて食べに行けば、イイんじゃん! そうすれば、今日は今日でやっぱコシヒカリうめええwwwwってなって、10月の新米改めて食べて、こないだ食べたのもウマかったけど、やっぱ新米ハンパねええwwwってなるんでね?☆ うーん我ながらイイ考えのような気がしますよマジで☆


黄金の草原

ってことでやって来たのが南魚沼市☆ さすがに8月も終わりだけあって黄金に輝く稲穂がすっごく綺麗です(^^) 


田んぼの中の飯場w

さて魚沼コシヒカリうましと言えど、じゃあいったい何処で食べればイイんだと、ガイドブックをチョロっと見回して決めたのがこの田舎料理鹿小屋です。改めて二つ上にある「黄金の草原」の写真を見て欲しいのですが、右側に小さく写っている小さな建物のがこの鹿小屋なのですよw
地図を見た感じでもすげえ田舎な場所にあるなあと思っていたのですが、まさかココまで田んぼのド真ん中にある店だとは思いもよりませんでした(><) これは嬉しい誤算です☆


絶品カジカから揚げ

数ある魚沼産コシヒカリごはん屋さんの中でアタシが鹿小屋を選んだキメ手が、このカジカのから揚げがあることでした☆ カジカとは知る人ぞ知る淡水根魚で、これがめちゃめちゃ美味しいんですよ(><) そもそもカジカは養殖なんか出来ない完全天然モノだし、それも美味しい魚沼産コシヒカリを育むこの辺の川で捕れたものに違い無いという極上から揚げです。超上品な澄んだ白身味にヌルサクっとした皮がピッタリ合って、ものすごーーーく美味しかったですよ(><)


コシヒカリ定食っ!

…ってこうして見てもフツーのサバ味噌煮定食ですねw でもでもでもっ!やっぱりお米めっちゃ美味しかったです(^^) 表面のキラキラな輝きと、箸で掴んだときの粘りっ気がぜんぜん違うんですよ(><) 実際口に入れてもふっくら粘って美味しいこと美味しいこと☆ そんな最高級ごはんに対し、おかずはパッと見冴えないものに見えるかもしれませんが、この漬物がちょーウマいんだなこれが☆
美味しいお米が取れる場所なんだから、当然野菜も美味しいです。そんでもってエテして豪雪山国ってトコは、漬物技術がすげー発達しているモノなのですよw ごはんを美味しく味わうには、むしろシンプルな漬物の方が良かったんじゃないかと思います(^^)
あ、そうそう、メインのサバ煮もとっても美味しかったですよ☆ もしも職場近くにこのサバ煮が食べられる食堂があったらきっと週一くらいで通っていることでしょうw

さてアタシが食べたのはこのシンプル田舎なコシヒカリ定食でしたけど、他にもイワナ定食、鮎定食、田舎料理フルコースな鹿小屋定食なんてのもありました。カジカがあれだけ美味しかったんですから、イワナや鮎もきっと美味しいんじゃないかと思いますよ☆

店を出るとき、お店の人に、

「ごはんとっても美味しかったです☆ あれってやっぱその辺のお米なんですか?」

と聞いてみたところ、

「はい、そのへんに生えてるコシヒカリですw」

とのことでしたw 
新米が出るのは10月頃とのことですが、やっぱ刈り入れ前に来てみて良かったと思います。だって来月新米を食べに来たとき、先月こうべを垂れていたあの稲穂たちなんだなあと思えば、二重に嬉しくなれるような気がしません?
食べて美味しく見て楽しい☆田舎料理鹿小屋ならではですね。


田舎料理鹿小屋
南魚沼市旧塩沢町 雲洞庵そば
グルメ度/★★★★★



夏草な田舎道

美味しい田舎料理でお腹いっぱいとなったところで、次に味わうのは魚沼の美味しい空気です。


コシヒカリ農家?

鹿小屋近辺を40分ばかし散歩してみたのですが、これまたとってもイイ感じの田舎風景にいっぱい出会えました。


こんな田舎に?

あれ?田んぼと畑しかないかと思っていたら、なんともオシャレで素敵な喫茶店があるぞ! これは是非とも入って見なければいけますまい。


こりゃまたハイセンス☆

魚沼地方なんて田んぼとコシヒカリしか無いところだと思っていたので(ごめんなさいw)これは嬉しい発見でした☆
お店の主はとってもにこやか優しい老夫婦で、田んぼのこととかコシヒカリのことを色々話してくれて、とてもイイ時間が過ごせました。そうして名残惜しくな帰り際、このクラシック喫茶店においてどうしても気になっていたことをおばさんにブツけて見ると、またしても魚沼地方にやられてしまいました。

「コーヒーとシフォンケーキうまかったです★ あとお冷が地味に美味しかったんスけど…もしかしてタダの水道水だったりします?(^^;)」

「ええそうなんですよ、このお水、タダの水道水なんです。でも確かに、近所の皆さんも美味しいって言ってくれるんですよね。ウチが高い所にあるからなんですかねえ…」

いやほんと、地味にすげー美味しかったんですよこのお水。とは言ったものの、このハイソながらも手作り感満載なこのお店が、まさかそこまでこだわりの水を用意しているとも思えません。でまさかと思って聞いてみたら案の定でした。っていうか、こんなに美味しい水が簡単に手に入るからこそ、美味しいコーヒーを出す店を始めたのかなおばちゃんたちは。
ただの水道水がこれだけ美味しい魚沼地方、そりゃあ米やお酒が美味しい訳ですね。


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