日本海海戦において旗艦として活躍した戦艦三笠ですが、バルチック艦隊を打ち破ってから100年以上経ったこの平成の世においても、横須賀港にて現存していたりします。
三笠の全長は130mほどなので、現代のちょっとしたフェリーよりも小さいくらいのはずなのですが、実際に現物を間近で見てみると、スペック上の大きさ以上の威圧感があってすごい迫力です。やはり現実に死線を潜り抜けて来た艦だけあって、圧倒的なオーラを放っておりました。
東郷閣下に見守られて
やはり何と言っても、サイドから出ている大砲群のカッコ良さがダンチでしたね。
この大きな筒が海の上で一斉に火を吹いて
、バルチック艦隊を粉砕したんだななんて思うと震えが止まりませんでした(><)
戦艦の主砲ってロマンです
500円の入場料を払ってデッキに上ってみると、これまたやはり、軍艦ならではの壮厳なふいんきに圧倒されてしまいます。かつて100年前に、東郷平八郎閣下以下の帝国軍人たちが、実際この場を走り回り戦っていたのかと思うと、もう感動のあまり涙が出そうになりましたよ。
東郷閣下もココを歩いたのかなあ?
アタシが三笠の艦上を歩きまわってみて、一番感極まった場所はデッキ前方の主砲のやや後方あたへんでした。戦艦において一番の命と言える主砲を見据えながら前方の水平線を望み、後ろを振り向けば東郷閣下がきっと同じように水平線を眺めていたであろう艦橋がそびえ立つその場所に立つと、たなびく波の向こうにバルチック艦隊が見えてくるようでした。
日章旗がイイ!
いざ、海ゆかば
三笠記念公園 JR横須賀駅から車で10分くらい
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