風船爆弾放流地跡 〜やるせない兵器〜 (2022.9.8)

美しい日立灘を横目に常磐爆走族をしていたら、千葉茨城県境付近にこんなものを見つけてしまいました。


まさかこんなものが・・・

なんと!ここはかつて旧日本軍が風船爆弾を飛ばしていた場所だったというのです。
そもそもこの風船爆弾とは何かと言うと、簡単に言えば大きな風船に爆弾を吊るして打ち上げ、雲の上を流れているというジェット気流に乗せてアメリカ本土に落としてやろうという壮大なのかいじましいのか何だかよく分からないプロジェクトです。
太平洋戦争期間中、大本営は大まじめにこの風船爆弾作戦に取り組み、昭和19年9月から終戦までの間に2000人の人員を動員して和紙とこんにゃく芋をペタペタ張り付けて合計9300発の風船爆弾を作り上げ発射したそうです。んで、肝心の結果はと言うと、おおよそ300〜1000発くらいがアメリカ本土まで到達し、そのうちの1発がキャンプに来ていた6人の一般人を葬ったとされております。



空はこんなに青いのに・・・

楽しい旅の途中でしたけど、なんともやるせない気分になってしまいました・・・
あえてこれ以上のコメントはいたしません・・・

わすれじ平和の碑
〒319-1701 茨城県北茨城市平潟町


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