土方歳三資料館〜石田寺 〜受け継がれる誠の魂〜 (2017.3.6)


泣く子も黙る恐怖の人斬り集団・新撰組において、それまた更に鬼の副長と恐れられた男・土方歳三は現在の東京都八王子近辺に生まれました。
この土方の生まれた八王子地区というのは色々な事情により少し特殊な土地柄で、幕府からは武術剣術を多いに推奨され、江戸の将軍様に何かあったときには我らが守る!という風土意識があったのです。豪農土方家の十男として生まれた歳三少年もその例にもれず、俺もいつかは武士になるんだ!と剣術の稽古に明け暮れておりました。


意味深な看板?

東京都八王子市の隣にある日野市には、そんな土方歳三の生家跡が残っており、その跡地には土方歳三資料館が建っております。
多摩モノレール万願寺駅から徒歩5分ほどの位置にある資料館に行く途中に見つけたこの案内看板、すぐ下に薬局の看板が併設されているのはもしかして狙ってやってるのかと思ってしまいますね。


だがしかし!

いざ土方歳三資料館に辿りついてみると、なんと!今日は閉館日というではないですか(><) っていうかこの資料館、むしろ開いている日の方が稀のようで、毎月第一・第三日曜日のみ開館しているようです。
それでもアタシ的には、たとえ遺品が見れずとも、土方が生まれ育った家の跡地に来れただけでも大満足だよと思いきや、この生家跡というのももともとの場所からは移築されてきたということが案内看板に書いてあるではありませんか(^^;
それじゃあ一体この場所に何しに来たのか分からねえ(><)と気落ちするってレベルでは無いくらいに途方に暮れてしまいました・・・ですが、その案内板をもっとよく読んでみると、もともと土方歳三の家があったあたへんというのはこの資料館から300mほど離れた場所にある石田寺の付近だったと書かれているいるではありませんか。
よしそれならその石田寺に行ってみよう!と石田寺探索をすることにいたしました。


やっと見つけた石田寺!

とは言ったものの、資料館の案内板には地図まで書いてあった訳ではありませんし、なんとアタシはスマホを持っておりません(^^; それでも資料館の案内板の「ここから300mほど東にあった石田寺」という記述を頼りになんとか石田寺に辿りつくことが出来ました。
でも残念ながら、その近辺に土方歳三館跡などといった看板などはありませんでした。それでも今から270年ほど前、歳三少年がここいらを駆け廻っていたんだろうななんてことを想像するとジーンと来るものはありましたね。


誠、受け継ぎます

この石田寺には土方歳三の墓が建っております。もっとも土方歳三逝去の地は函館ですし、その遺体の行方も分かっておりません・・・それでもきっと、土方歳三の御霊はこの日野市石田寺に舞い戻って来ているのではないかと思います。
土方歳三の志に共感し称える人々が絶え間なく訪れる限り、歳三の魂は誠を貫くようにと呼びかけてくれているのではないかという気がしてなりません。


土方歳三資料館・石田寺
多摩モノレール万願寺駅から徒歩10分

※なんと!よく探せば石田寺の近くに歳三生誕地の記念碑があったようです(><)


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