青葉城 〜楽隠居の独眼竜〜 (2014.12.27)

アタシは伊達政宗のことが大好きです☆ そんな政宗ファン必見スポットと言えば、青葉城の伊達政宗像でしょう。というわけで、以前から見たい見たいと思っていたこの政宗像、長い冬休みを利用してようやく見てくることが出来ました(><)


やっぱかっちょええ(><)

仙台市を一望できる青葉山の上に築かれた青葉城の真ん中で、仙台の街を見下ろす伊達政宗、やっぱすげー絵になっておりますね☆ 今日は幸い天気にも恵まれて、こんなカッコいい写真が撮れて大満足ですよ(^^)
…もっとも、この青葉城の見所は、アタシ的にはこの政宗像だけなんですよね(^^; なので政宗大ファンを自称するアタシだというのに、今の今までこの場所に来るのが延ばし延ばしになっていたのですよ。
というのは、政宗と言えば仙台の英雄ってのが一般的なイメージかと思われますが、実のところ政宗にとっての仙台ってのは最終的な隠居地という位置づけなのです。東北の地を所せましと暴れまわった政宗の全盛期における本拠地は、米沢だったのですよ。
という訳で、この青葉城は、アタシ的な位置づけでは戦国の城ではなくて江戸の城扱いなので、いまひとつ見に来ようという気にはならなかったのです。もしこの政宗像が無かったら、もしかしたらアタシはこの青葉城を、生涯訪れることは無かったやもしれません。


青葉山から見た仙台の街

でもでもでも、いざこの青葉城を訪れて仙台の街並みを眺めていたら、別な想いがふつふつと湧きあがって来ました。
独眼竜の異名を取り、齢23にして東北の覇者となった英雄政宗…でも残念ながら、彼は遅れて来た英雄でした。あと10年早く生まれていれば…きっと政宗は太平の世が訪れて楽隠居の身となってからも、ずっとそのように思っていたのではないかと思います。
この仙台の街を見下ろしながら、政宗はそんな想いを抱いていたのかななんてことを思うと、青葉城はやっぱり来てみる価値のある場所だったんだなと思いました。

青葉城
宮城県仙台市

さて仙台と言えば牛タンですが、今回のアタシはあえて牛タンはスルーして、塩釜港で魚を食べてくるというのをセカンドミッションとしておりました。


ココまで復興した塩釜港

塩釜港と言えば、あの東日本大震災にて津波の大被害をこうむった港です。アタシが観光してお金を使うことによって、少しでも塩釜の街を賑わわせることが出来ればなと思ってきてみた塩釜港なのですが、やはりまだ震災の傷跡は大きく残っておりました。


がんばれ!復興市場

かつてこの辺りには立派な観光桟橋があって多くの観光客でにぎわっていたようなのですが、今はこのようにプレハブ住まいの復興市場となっております。


こいつは絶品★

それでも市場内は活気に溢れ、こんなに美味しそうっていうか美味しい海鮮丼を出す店もありました☆ 後ろのホワイトボードを見てもわかるとおり、お店の方は元気活気に満ちあふれておりました。
でもこの海鮮食堂やま登…ウチに帰ってきてネットで調べてみたところ、なんともともとはもっと大きく立派な海鮮丼屋だったのが、それが津波で流されて、今はこの復興市場で頑張っているということが分かったのですよ…


復活祈願しております(><)

こんなに美味しく、店のオバちゃんもみんなイイ人だった海鮮食堂やま登…いつかまた元の大きな海鮮丼屋さんとして復活して欲しいものです。

塩釜港観光桟橋
宮城県塩釜市
http://www.smrj.go.jp/kikou/earthquake2011/interview/sinko/no2/066416.html

応援したくなる度/★★★★★


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