水戸・天狗納豆〜偕楽園レストハウス 納豆はやっぱり納豆
 (2012/11/23)

ワラに包まれた納豆を買って来たい!! 今回はそんな理由だけで水戸まで遠征して来ました。・・・でも実のところ、アタシは特別納豆好き人間という訳ではありませんw そりゃあ納豆はどちらかと言えば好きな食べ物ではありますが、何週間も食卓に納豆が並ばないことがあったとしても、特別物足りなさを感じるようなこともありません。・・・にもかかわらず、何故かあのワラ入り納豆には惹き寄せられるものがあるんですよ。ああ、一度でイイからあのワラをくぱっと開いて、ネバっこい糸を引かせながら茶色い豆を取り出してみたい! そう考えたら居ても立ってもいられなくなり、4時間かけて水戸まで車を走らせて来ましたよ。


100年の伝統老舗

ぱぱっとネットで調べてみたところ、この天狗納豆ってのがもっともメジャーらしいです。この工場兼直売所は駅から2キロばかしの場所にあったのですが、イイ感じに昔ながらの古めかしさを残しておりました。


これぞワラ納豆だっ!

ちょいボロな外観とは裏腹に(ごめんなさい)とてもコンパクト綺麗にまとまった店内に堂々並ぶワラ納豆たち。アタシはもうこの光景を見れただけでも水戸まで来て良かったと思いましたよ☆
100年の伝統に裏打ちされたワラ納豆は、大粒、小粒、黒豆、普通豆の違いにより全部で4種類。ココは一番スタンダードっぽい極小粒わら納豆を選択し、職場のみんなのぶんと併せて20個ばかし買うこととしました。


ちなみにこの天狗納豆、ネット通販で今回アタシが買って来たものと全く同じものを買うことが出来たりします。・・・でもそれってなんか面白くないですよね? こうゆうのはやっぱり事前の下調べをして実際に足を伸ばして時間をかけて、目の前の商品をから手に入れた方がぜったい面白感動モンですよ☆

ねんがんのワラ納豆を手に入れたところで、次の作戦は本場の納豆を実地で食べることです。これは水戸の有名な観光地・日本三大庭園の一つ、偕楽園の中にあるレストハウスの納豆御膳を食べることに決めておりました。当初は駅前のちょい高そうな割烹の納豆小料理を食べようかとも思っていたんですが、よくよく考えてみたら納豆ってのは庶民の食べ物of庶民の食べ物じゃないですか。そんな大衆食材を食べるのに気取って高いの食べてもしょうがないですよw


さすが日本三大庭園

アタシの今回の任務は納豆を買うこと食べることであり、偕楽園を見学しようなんて気はサラサラありませんでしたw たまたま納豆料理でググってHITしたのが偕楽園レストハウスだったから来ただけの話であり、当初は偕楽園本体はまるまるスルーしてやろうかと思っておりました(^^; 


梅の時期に来たらすごいんだろうな

・・・でもせっかくココまで来てるんだからちょっくら覗いてみようかと思って歩いてみたら、やっぱり見に来て良かったと思いましたよ。こりゃあ伊達や酔狂で日本三大庭園と言われているわけじゃあないってことが、まざまざ実感できました。

そんなこんなで偕楽園の見事な庭園造詣を堪能したところで、いよいよ本日のメインイベントパート2・レストハウスで納豆御膳を注文します。


・・・なんかショボいぞ(^^;

おい、納豆御膳って言っても、別注文の納豆天ぷらが無かったら納豆料理が納豆しかねーじゃねーかよ! ・・・でもよくよく考えてみると、納豆ってのはあくまで納豆であり、それ以上でもそれ以下でもないんですよね。納豆ってのは醤油かけてご飯に乗せて食べるのが一番美味しい食べ方であって、納豆をどーこーアレンジして何か料理してみようだなんて、それはある意味において納豆に対する冒涜なのではないか? このシンプルな納豆御膳を見ていたら、なんかそんな気になってしまいました。


ほらね、やっぱり

ごはんの上にのっけた納豆以上に美味しそうな納豆の姿ってあるでしょうか? きっとそれが無いからこそ、納豆料理と呼ばれるジャンルのものは殆どないんじゃないでしょうかね?


とても眺めが良かったです

ちなみにこの納豆御膳の味がどうだったかと言えば、はい何の変哲も無い納豆ご飯でしたw でもでもでも、そもそもこの納豆ご飯ってヤツそのものが、もともと至福のうまいものなのです。

さて偕楽園では納豆という食べ物が当たり前に美味しいことの凄さに改めて気付かされました。それなら100年の伝統を誇る老舗のワラ納豆とはどんなものなんでしょう? 偕楽園から4時間の道のりを経て新潟に帰ってきて、さっそく晩御飯に食べてみることにしました。


くぱあw

おおっ! これぞ夢に見たワラ納豆だ! やっぱり本物天然素材のワラに包まれているってだけで、納豆とはこうもふいんきが違うものなのかと感動してしまいましたよ(><)


熱いごはんにのっけて

やっぱり納豆ってのはこうでなくっちゃですよね☆ この幸せな組み合わせを見ているだけで美味しい気分になれちゃいますよ。
この水戸100年の伝統を誇る天狗納豆をのせたご飯を食べてみると・・・ああ、これぞ納豆ご飯だ・・・それ以上でもないそれ以下でもない感想でした。

冒頭に書いたとおり、アタシは特別納豆好き人間という訳ではありません。なればこそ改めて、納豆ご飯というものの偉大さをまざまざと思い知らされた水戸納豆遠征でした。


水戸天狗納豆 JR水戸駅から2キロくらい

偕楽園 JR水戸駅からバス10分くらい


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