清里・まきば公園 〜高原味のソフトクリーム〜 (2010/6/12)

高原で雄大かつのどかな牧場景色を見ながら美味しいソフトクリームが食べたい! なぜかふとそんなことを思い立ち情報収集してみると、山梨と長野の県境にある清里なる観光避暑地の名が浮上しました。
なんでもこの清里は、あたり一面にワラワラ立ち並ぶ牧場から直送された絞りたて乳から作ったソフトクリームが有名とのこと。実際「清里 ソフトクリーム」でググってみると美味しそうな店が沢山ヒットし、中でも「清泉寮」なるところの「ジャージーハットソフトクリーム」は絶品で、シーズン中にはいつも行列が出来ているそうです。
よし!それじゃあ今回はそのジャージ牛から取れた濃厚ソフトクリームってヤツを味わってやろうじゃないの!と車を走らせて来ました☆

長野から清里に向かう「八ヶ岳高原ライン」はまだ新しい芽を吹き出したばかりであろう木々の薄明るい緑色に包まれております。たまにその新緑色に混じって赤や黄色の名も無き花が咲き乱れる場所があったりで、とにかく走っていて気持ちのイイ峠道でした☆


鮮やかな峠道

やがて、くねくね曲がるアップダウンの坂道が終わって道幅が広くなり、そろそろ下界への入り口なのかなって感じのあたへんで、「まきば公園」「まきばレストラン」なる看板と、広い駐車場が目に入って来ました。峠道ではまともに車を停めて写真を撮れる場所も少なかったし、このまきば公園は見晴らし良さそうな場所にあるみたいだったんで、ここいらで高原山風景の写真を撮っておこうかと車を降りてみることにしました。

正面の立派なレスト&買い物スペースな建物の裏側に回ってみると、おおっこれぞ高原!って景色が広がっております。そんでもって眼下に広がる草原をよく見てみると、なんと!山羊さんやポニーさんがのんびり草を食べていて、しかもその牧草地、中に入ることが出来て山羊さんに直に触ることまで出来ちゃうじゃありませんか! なんと言うか、これはもうアタシが思い描いていた高原牧場そのものって風景で、なんかもう嬉しくってクラクラして来ちゃいましたよ(><)


これぞ高原牧場

さてさて、アタシの今回の任務は高原の空気を吸うことでも山羊さんとモフモフすることでもなく、清里有名ブランド行列が出来るソフトクリームを食べることです。でもこんな見事なシチュエーションに出会えたってんなら、これはもうこのまきば公園に売っているソフトクリームを食べた方が絶対イイだろ!とアッサリ決断し、レストハウスにあった牧場の牛乳ソフトクリームを買って食べることにしました。


高原味のソフトクリーム

…やっぱり高原の緑の風に吹かれ、下界を見下ろしながら食うソフトクリームはうまい、うますぎる(><) アタシとしては、高原で牧草を食べる牛さんを眺めながらソフトクリームを食べることが出来たってことでもう感極まり、思い残すことはありませんでしたよ☆(・・・あ、下の牛乳瓶・八ヶ岳牛乳も濃厚で美味しかったですよw 決して写真を撮るためのスタンドとして買った訳ではないぞ(笑))


山羊さんとモフモフ

ソフトクリームを食べ終わり、その余韻に浸りながら少し山羊さんたちと戯れ、まきば公園を後にして15分後くらいで、当初の目的地・清泉寮に辿り着きました。
こちらの方も、のどかな草原風景が広がるには広がるのですが、その景色は完全に「下界」のそれです。清里寮なるバンガロー風な建物は、綺麗でオシャレでいかにもな観光スポットで、あたりを見渡せばソフトクリームをぺろぺろしている人がワサワサしており、実際ソフトクリーム売り場にはちょっとした行列が出来ておりました。
もしかしたら、こっちのジャージーソフトクリームの方が、まきば公園の牧場の牛乳ソフトクリームよりも美味しかったのかもしれません。お腹的にもソフトクリームもう一つ食べるくらいの余裕はありましたけど、ここはあえて食べ比べなんて無粋なことはしない方がイイかなと、職場のみんなへのおみやげを買って退却することとしました。
やっぱり食べ物ってのは、シチュエーションが大事なものですよねえ。


清里・まきば公園

中央道・小淵沢インターから八ヶ岳高原ラインを30分くらい。
JR清里駅から車で20分くらい。

グルメ度 /★★★★★


おまけ・帰り道の佐久で名物・佐久鯉の料理を食べて来ました。
しっかりした味わいで、食べれば食べるだけ生命力が溢れて来そうでした☆


鯉丼


鯉こく


佐久市・三河屋

中央道・佐久インターから15分くらい


グルメ度/★★★★



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